堂本剛のラジオ(最終回)
(7月25日 FM大阪)

微妙に聞き間違いがあるかもしれないです。間違ってたらごめんなさい^^;

FM大阪をお聞きの皆さんこんばんは。
堂本剛です。
さぁ、堂本剛のラジオのお時間でございますけれども今夜もですねshamanippon sipの楽屋からお送りして参りますが、え〜、この番組はですね、「shamanippon-ラカチノトヒ-」というアルバムをリリースいたしました私堂 本剛がですね、え〜、このアルバムを引っさげて、え〜、ツアーをやって、え〜、おるわけでございますけれども、お〜、そのツアーとも連動いたしましてです ね、え〜、今堂本剛が伝えたいこと、お〜、などをです、まっ、語る番組ということでございまして、まっ、期間限定、3ヶ月間のですね、え〜、ラジオとなっ ております。
まぁ、好きなこと喋ってどんどんどんどんやってきたわけですけれども、お〜、いよいよ今日が最終回ということになってしまいましたが、え〜、皆さんからで すねいただきましたメールご紹介しながらですね、ツアーを通じて、え〜、そして、まっ、プライベート様々な、まっ、今僕が感じていることをですね、え〜、 あるいはこれからどんな風に、まぁ、人生生きていきたいとか、まっ、色々なことをですね、まぁ最終回でございますから、え〜、話していけたらなと、できる 限り、時間を余す限りですね、ある限り喋っていけたらなという風に思っておりますのでどうぞ皆さん最後まで聞いていただければなという風に思っています。
それではですね、え〜、「縁を結いて」こちら、を聴いていただきながら今日はスタートしましょう。どうぞ。

♪縁を結いて

改めましてこんばんは。堂本剛です。
さっ、shamanippon sipの楽屋からお送りしております堂本剛のラジオ。
え〜、3ヶ月間限定というこの番組でございますけれども早いものでこの、お〜、今日がですねラストとなってしまいます。
え〜、ほんとに全国からですね、メール、おはがき、手紙様々な形でメッセージいただきました。本当にありがとうございます。
え〜、最終回の今夜もですね、あなたからのメッセージ紹介させていただきます。

まずはですね、え〜、こちら奈良にお住まいの方です。
え〜、ラビさんですね。
え〜「剛さんこんばんは。先日ライブに参加させていただきました。ステキな音や空間をありがとうございます。ラジオやイベントそしてライブでも剛さんの 言っていたことが今も私の胸に残っています。え〜、去年の震災では友人が被災し、今も大変な生活を送っています。でも友人は今必死で前を向こうとしていま す。辛い時友人は音楽を聴くそうです。好きな音楽を聴くと心が少し落ち着くって言っていました。私も辛い時音楽を聴きます。もちろん剛さんの曲もいっぱ い。確かに心がすっとするんです。それはとっても不思議な体験です。今回私は剛さんのライブに行って改めて音楽のパワーを感じました。剛さんが言っていた 音楽に救われたっていう、う〜、ことはこういうことなのかな?とも思いました。これからも剛さんが思う、命の歌をたくさん私たちに届けてくださいね」とい う風に言ってくださってますね。
まぁ、お金とかね、え〜、ほんと色々なことの問題もあるんですけれども、やっぱりその人の心のねケアだったり、人の心が少しでもね、え〜、前に向いた歩い ていけるようにっていう、まっ、そういう、う〜、まぁ音楽はほんとにその〜、人の心を救う・・・まぁ作用が多少あるだろうなぁというか、うん、それが多 少っていう言葉をあえて使いますけれども、自分のために書いてても人を救う事だってあるっていうような不思議な物だったりもするんですよね。
だからほんとにその、人の、心を救うんだっていうことを信じながらいつも作ってきておりますけれども。
でもほんとにね、そういう辛い時に、え〜、ちょっと苦しいときに自分の音楽を選んでくれる人がいるんだなと思うとね自分もこれからもまっすぐに素直に命の歌を、お〜、歌っていけたらなっていう風に思います。
ほんとにありがとうございます。

さぁ、そして続きましてはですね、え〜、大阪の、お〜、スーパーツチノコランドさんですね。
え〜「私は大阪で日本史を学ぶ大学4年生です。4回生です。卒業論文の研究をしながら、あるいは受験勉強をしながら剛さんのラジオに耳を傾けています。剛 さんのラジオにはいつも色々と考えさせられるところがあります。6月20日の放送で剛さんはもう一度昔の日本人のことを考えなければならないというような 事を仰っておられました。え〜、私もそのことに非常に共感いたします。子供の頃の私の日本の歴史を学び始めたきっかけは、本当のことを知りたいという好奇 心からでした。ですが最近もんもんとするところがあります。それは、私がどんなに日本の歴史を考えても果たしてそれが誰かの役に立てるのだろうかというこ とです。つまり私にとって歴史を学ぶことは純粋に好きなことであって、そのことで人様の病気が治ったりおなかがいっぱいになったりしないということです。 そんなことを考えたら自分はあまりにも無力で悲しくなりました。剛さんは誰のために昔の日本人を顧みること、ん、顧みるべきだとお考えですか、これからも ずっと応援しております」と。
いや、これははっきり言って未来人のためですよね。うん。
あの、僕のためではないですよ。
今、今の人、現代人のためではなくてですね、未来を生きていく人のために、今の僕たちが、過去を学ぶべきタイミングの人たちなんだと思うんですよ。
うん。
所謂だからその平和で平凡でですね、日々が、進んでいますと、え〜、そういう状況の今であればですよ。別に、え〜、勉強する必要ないかもしれないですね。
ただまぁ、昔の日本人のそのなんていうんですかね。
例えば色の話をすると、お〜、様々な文化が入ってくることによって、白黒赤黄色っていう風に、色がどんどんどんどんこう減っていっちゃう、う〜、ってい う、まっスタンダードな色っていうのが、どうしてもその海外にあわせていっちゃうと、お〜、種類減っていっちゃうんですよね。
でも、日本にあわせていくと、桃色とか薄紅色とか朱色とか朱赤とか、まっ、そういうあのセンシティブな繊細な色っていうものが昔の日本人は作りながら表現 してきてますから、あるいは水墨画という世界があって、白と黒とグレーとグレーよりももっと薄いグレーととか、え〜、そういうような、あ〜、色を使いなが ら、あの〜、奥行きであったり、え〜、光と影というものを表現してきてますからぁ、やっぱ白と黒の間にある色っていう、そのグラデーションをですねうまく あの作ってたのは日本人だと僕は思うんですよね。
で、それは、色だけではなくてやはり心もそうだと思いますし、言葉もそうだと思うんです。音色もそうだと思うんです。
だからそのセンシティブな部分っていうものを、どうせならば勉強する、学ぶ、ていう事が、あの〜、僕は今はオススメなんですよ。僕の中で単純にね。
僕はまずその日本史を単純に故郷を勉強したいっていう、僕は逆にいえば、日本はあとなんで、うん、自分が生まれた奈良ってどういう場所なんだろうなぁっていうのを勉強していったら日本の勉強になっていっちゃったっていう。
なぜならば、日本の中心だった場所ですから、あ〜、こんな昔の日本があるのか〜、あっ、漢字の「愛」って分解したら「あ」と「い」になって、「あ」にもこ ういう意味があって、「い」にもこういう意味があるのか。えっ、すごいなぁ。ていうことは僕らは言葉を簡略化しちゃってるから漢字が入ってきたことによっ て、あっ、意味っていうものはずいぶん、まっ、はき違えてはいないんだろうけれども何か少し角度を変えて違う意味になって、「愛」って言葉を僕たちは今認 識しているんだなとか、その紐を、結ばれたものを1回ちょっとこう紐解いて、漢字からひらがなにして、え〜、意味を捉えるっていうことも大事な時期に入っ てきてるんじゃないのかな〜って僕たちの言葉ってもっとセンシティブで繊細やし、美しいし、麗しいし、儚くて煌びやかやでみたいなことを僕たちはもう一 度、理解し直すべきなんじゃないのかな?とか、そういう風に俺はなんか思うなぁっていうところで、どんどんどんどんまっ、僕はきってるわけなんですけど、 誰のためにって言われたら、これはもう未来を生きていく人のためでしょうね。

さぁということでございましてね、え〜、まっ、ここで自分のためになんか作ったようなもんなんです。
自分を励ますためになんかこう作ったような曲なんですけれども、それを聞いてなんかこうライブでもそうですが、人が涙を流し、え〜、なんかこう、僕の方見てくれているっていうのがね、え〜、すごく何かこう、お〜、胸が熱くなる。
なんか自分のために書いてんけど人を救うことが出来ているんだろうなぁなんていう風な景色がねほんとに、連日のように、え〜、自分の目に飛び込んできてるわけでございますけれども。
お〜、音楽の力をほんとに色々、自分でも想像を超えるようなところに飛んでいくときがほんとに多いなという風に思います。

さぁ、え〜、堂本剛のですね「shamanippon-ラカチノトヒ-」の、このアルバムの中から堂本剛で「きみがいま」聴いていただきましょう。どうぞ。

♪きみがいま

堂本剛がFM大阪さんからお送りしております堂本剛のラジオ。
え〜、ここからはですね毎週1曲、お〜、僕が今ですね歌いたいと思っている命の歌。
え〜、最終回の今夜でございます。え〜、最終回ですのでセレクトしたのはやはり、え〜、この方の名曲ですね、え〜、スライ。え〜、スライ・ストーン。スライ&ザ・ファミリー・ストーンのですね「STAND」
まっ、この曲はほんとにあのライブ前もよく聴いてます。うん。ガンガン聴いたりするとこうなんかこうテンション上がってくるんですけれども。
まっ、この曲の発表が1969年なんで、え〜っと僕が生まれるもう10年前なんですけれどもね、あの、ベトナム戦争への抗議も含めて、まっ、その自分の信念のために立ち上がり、え〜、行動することの尊さという、まぁこれを説いたような曲ですね。うん。
まっ、自分が信じるもののために立ち上がれと、自分がそうであってほしいと願ってと、うん、なんか今の日本にも通じるんですよね。その、正しいことはわ かってるんですよ、否定する奴は、でも、否定しちゃうと、自分都合悪いんで、否定しなきゃいけないって言うね、なんかほんとに、う〜んと今のなんかこう日 本にも、言えるようなことなんじゃないかなぁなんて思いますが。
スライってねなんなんでしょうね?なんか、なんかくれるんですよ。うん。これ僕だけじゃないんですよね、ほんとにね。
太陽の似合うファンクって、土屋公平さんが僕に教えてくれたんです。スライを。
あの、ファンクってすごいどろどろしたなんかこう雰囲気持ってるでしょ?ってでも、彼らはね太陽が似合うファンクなんだよ。って。
おぉ〜!みたいな、なるほど〜なんて思ってそれでスライっていうものを聴き始めてもうどっぷりはまっていっちゃったっていう所なんですけれどもね。
いや〜、やっぱりねぇ。なっ、なんなんでしょうなぁ。
あの〜、羨ましい。もっ、ほんとにこの定義を持ってるっていうの、DNA持ってるっていうのほんとすごい羨ましいでございますわ。えぇ。
まぁでも、この人がいたから、なんか僕もほんとファンクやりたいとかなんかそういう気持ちがほんと強くなってねきたわけですけれども。
まっ、実際過去にはねぇ、あの〜ラリー・グラハムともやりたいなんて言ったら、夢もかなったし、うん、でもまぁ、今、もっかいやりたいですね。
ていうかもう、グラハムもそうですし、スライもそうですし、バーニー(?)ともやりたいし、ブーツィーともやりたいですね。えぇ。
もう色々なもう・・欲がこう出てきちゃうから、でも、実際もうバーニーもブーツィーもスライも、あとジョージ・クリントンも、会ってますから。実際面会しましたしね。とにかく、そうなる日は近いんじゃないかっていう。
あの、ドラムの豪太さんがバーニーと友達なんですよね。
うん、そういうのもあっていつかバーニーとやろうと。
SHAMANIPPONのだから最初のファーストアルバムもバーニーとやろうっていう話まできてたんですよ。
日本にライブで来てたんで。
やっぱちょっとなかなか時間なくてね難しかったですが、これからもちょっと僕諦めずにいつかやりたいと思いますけれども。
まぁ、ちょっとスライのことはね、あの、語りだすと止まらないので、え〜、早速曲の方にいきたいと思いますけれども。
まぁ、え〜、ほんとに、え〜、まっこの最終の、お〜、まぁ僕のその〜、まっ、フェイ・・Favorite、お〜、ミュージシャンとしてではですね、え〜、 もうほんとに文句なしの、このスライ。スライ&ザ・ファミリー・ストーンでですね「STAND」聴いていただきましょう。どうぞ。

♪STAND

え〜、3ヶ月間にわたってお送りしてきました堂本剛のラジオでございます。
最終回もね、いよいよエンディングでございますけれども。
まぁその、自分がね、思うことっていうもの、お〜、全て伝えれたわけじゃないかもしれないけども、その自分が今伝えたいっていうことを伝えていかないと、あの〜、なんかやっぱり人生じゃないと思うし、なんか、未来の人のためには違うんじゃないのかな?っていう。
なんかそんなことは伝えられたかな?なんていう風に思いますけれども。
お〜、ライブもね、え〜、もう本当にこれ最後まで、まぁ〜、楽しむしかないなというね。うん。
もう残すところ、とにかく自分らしく楽しみたいなと思うし、まぁ、ほんとにその故郷のね、この奈良の近隣の方々にもほんとにほんとに協力してもらったので、ものすごく感謝しています。
たぶん、奈良の人からも、色々な誤解とか、あの、違うなんかこうイメージって、あると思うんですね。
やっぱりどうしてもテレビとか、まぁぼくのキャラクターも含めて、あの〜、色々な、あ〜、ずれもあるかもしれないなと思うんですけど。
実際ならまちなんか散歩してると、あの、理解してくれてる人たちもたくさんいるのは知ってるんですけど、でもやっぱりなんかこう、何で奈良でやってるかっ ていう、まぁ理由とかね、えぇ、やっぱり東京に1回出て、自分が生まれた故郷奈良っていうものをこんなにすばらしいものなんだっていうことをやっぱ再確認 したっていうのもあったし、それをね、あの〜、奈良の人よりも伝えたいっていう気持ちの方がおっきいんです本当は。
あの〜、東京とか、世界とか、っていうところに向けて、奈良っていうものを投げたいって気持ちもあるけど、でも、一番はねやっぱりその奈良の人に「俺、奈良、こんなに好きなんですよ」っていうのを伝えたかったです。
だからほんとは、例えばカッコつけたいとかね、なんかこう色々うまくいくためには東京でやったらええやんっていうことかもしれないですけど、それをあえて やっぱ奈良でやりたかったんですよ。故郷に誇りを持ってるし、故郷好きやし、で、故郷っていうキーワードはね、やはりその震災のこともあった中で、うん、 たくさんの人が考えたと思うんですね。
で、これからの僕らの未来とか、これからの僕らが、え〜、今をどういう風にして生きていくかとか、今にたどり着くためにあった過去ってどんなものだったん だろうかとか、所謂その「現在」というものをね、あの、考えるにあたって、やっぱり故郷って重要なポイントなんですよ。人間やっぱりこう1回迷ったら故郷 に戻るじゃないですか、原点に戻るじゃないですか。
だからほんとに日本っていうものはその原点に戻らなければいけない、ほんとタイミングだなっていう風にも思いましたしね。
なにかこう自分が、え〜、故郷というこの原点に、戻ってですね、うん、ほんと様々なこと考えたいなっていう風に、思ったんですよね。
まっ、兎にも角にも、まぁこのほんとに僕の、素直な、あ〜、熱き真直ぐ、う〜、な思いをですね、え〜、最終日まで、え〜、大切に、え〜、持ちながら、え〜、楽しみながら、え〜、いきたいなと言う風に思っております。
え〜、残りわずかでございますけれども、お〜、ぜひですね、お越しの際は近鉄電車さんでいらしてください。

さぁということで、3ヶ月間限定でお送りしてきましたね。
この番組。
え〜、皆さんほんとに、え〜、お付き合いくださいまして真にありがとうございました。
え〜、まっ、ラジオっていうものはね、う〜ん、僕ははっきり言って、まぁ好きみたいですね。
あの〜、言葉の力っていうものを信じてますし、なんか大事だなと、すごく思います。
言葉というよりかは、まぁその言葉というものはやっぱりその心の中にある物をリアライズするものでもあるしね、え〜、ほんとに何かこう言葉の力っていうも のを僕は信じてるし、え〜、ラジオの力っていうものはほんとにまだまだあるなと。これだけ色々、お〜、進んできている今ですけれども、世の中ですけれど も、ラジオの力っていうものはほんとにすごくあるんだなという風に、え〜、今も痛感しているものでしたので、え〜、期間限定ではございましたけれども、 やっぱりね、なんかこう、うん、自分の今思ってることっていうものを伝えられる場所っていうものが、え〜、少しの間ではありましたけれども、一つまた増え たということは、ほんとに自分の人生経験の中で、え〜、自分の人生の中でほんとにね、え〜、大切な時間だったんだなという風に今も改めて思っているところ でございます。
皆さん本当に、え〜、少しの間ではございましたけれども、ほんとにお世話になりまして真にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

え〜、まぁよぉ喋りましたね。
え〜、少しでもね、自分が、あ〜、成長したんだという風に自信を持ってですね、え〜、また、明日からも改めて真直ぐに生きていこうと、自分らしく生きて行こうという風に思います。
え〜、皆さんも色々、え〜、生活の中で、ほんとにたくさん、え〜、苦しいことや乗り越えなきゃいけないこと、たくさんたくさんあるとは思いますが、ぜひ、 え〜、自信を持って自分らしく、ありのままに一度きりの人生を悔いなく勇気を持って楽しんで生きていってほしいなという風に思います。

さぁということでございまして、皆さんまたどこかでですねお会いするかもしれませんので、え〜、まぁ道端で会ったりもするかもしれません、え〜、気軽にどうぞお声掛けしてください。
ということでございまして、皆さんほんとにほんとにお世話になりました。
お相手は堂本剛でした。
ほなっ。
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