KinKi KidsキンキラKinKiワールド
(1月29日山口放送分)
はい、どうも。堂本剛です。 え〜、今日はですね、え〜、僕の音楽のルーツを探るという企画になっておりましてですね、え〜〜〜、なんかちょっとね、ローテンションでいってもいいよって言う、えぇ、感じも受けておりますけれどもね。 うん。なんかマジメに、大丈夫?なんか先週も、でかく出てもうてるけど大丈夫? 僕政治家でもないのに、この〜、日本を語るみたいな事を・・、なんか、やってくださいって事で、まっ、一応語ってみましたけどぉ。僕の、この、あっ、なんか知識、到底ダメでしたね。 うん。まぁまぁでも、今日はちょっと音楽なんでね、まぁ、ちょっと僕の感じてる限りの、まぁ、音楽の話が出来ると思いますけれどもね。 えぇ。まぁ、じゃぁ、とりあえず、そのコーナーに行く前にまずこの曲聴いていただきたいと思います。 それではKinKi Kidsで『SNOW!SNOW!SNOW!』 ♪〜SNOW!SNOW!SNOW!〜 はい。え〜〜、今日はですね、え〜、堂本剛が、え〜、自分の音楽のルーツ・・をちょろっと喋ろうということになっとるんですけれども。 そうですね〜、う〜ん、まぁ、今やね、え〜、作詞作曲なんかも、え〜、色々やらさせていただいてますけれども。 う〜ん。まぁ、今日は、あの、まぁ、その自分の好きな曲っていうか、まぁ、思い出のある曲というか、まぁ、それを2曲ばかしご紹介したり、話したりしようと思ってますけれども。 う〜ん。 まずはですね。え〜、スライ。スライ&ザ・ファミリー・ストーンのですね、『エヴリバディ・イズ・ア・スター』という曲がありまして、あの〜、まぁ、ファンの方はね、知ってると思いますけれども、どこでもこんな話してますから。 う〜〜〜ん。まぁ、影響受けたとか、好きとかどうのこうのでもなく、まぁ、スライに関してはね相当影響は受けてますけれどもぉ、う〜ん、一番影響受けてるギターリストってのは土屋公平さんなんですよね。うん。 まぁ、あの〜、ギターもホントに教えていただいてますし、まぁ、その、土屋公平さんの、なんかこう、教えの中でね、うん、色々出てきてるんですよ。アーティストが。 うん。 だから、アルバート・キングを聴いたり、アルバート・コリンズを聴いたり、ハウンド・ドック・テイラーも聴いてみたり、うん、なんかそんなブルースの中〜から、まぁ色々発展していって、60年代モータウンなんかも聴いたりもしたし、う〜ん、そうやな、ダイアナ・ロスとか、シュープリームスとか、テンプテーションズとか、マーヴィン・ゲイ、チャカ・カーン、もう、みんながだから通ってきてるとこですよね。スティーヴィー・ワンダーとかジャクソン・ファイブ、色んな、うん、で〜、なんかがっつり引っかかってしまったのが、ちょっとスライだったりするんですけれども。この『エヴリバディ・イズ・ア・スター』って曲が、もうそのまんまですよ。うん。みんなスターなんだと、うん、一人一人がね。 うん。 なんか、これねぇあの、音源に関してはすごくゆるいんですよ。 うん。で〜、なんて言うのかな、すごく夕日が沈むちょっと手前みたいな感じを僕は受けてるんですけれども、なんかやっぱりねぇ、う〜〜ん、コーラスがすごい、うん、この曲に関しては、好きやったりすんねんけどぉ。 う〜〜〜ん。まぁ、やっぱりねぇ、こういう時代に生きててねぇ、あの〜、やっぱりそのブルースとか〜っていうものはぁ、結局苦しみをね、苦しみとして受け止めきれずね、うん、スリーコードであの、歌詞になったり音楽になったりした部分もやっぱあったりして、うん、今のだって時代ね、この時代生きてて、まっ、辛い事の方が多いかもって思うぐらい辛い事多いじゃないですか。やっぱそんな時にねぇ、あの〜、救ってくれたのがまず僕にとっては音楽だったりもして、う〜ん、まぁ、あとはその、やっぱり自分の痛みとか悲しみを音にしたり言葉にしたりするっていう手法っていうかね、うん、そのやり方はもうブルースと、リンクを僕はしていて、僕のだから音の表現方法というか歌詞の表現方法とか、まぁ源みたいなもの、やっぱり痛みとか辛さなんですよね。 うん。だから、僕があんまり幸せになりすぎると、歌うことがなくなってしまうなぁと思っていて、だからあえて辛い方向に自分を、あの、ふってみたりもよくしますけれども。うん。あまりね、うん、幸せすぎても、う〜ん、なんかこの作品の質が落ちる気がしてるんですよね。うん。仕事をしていく中で。うん。だから、僕はあんまりこう・・意識して幸せにもなろうと思ってないし、意識して不幸になろうとも思ってないねんけど、まぁ、良いバランスでね、あの〜、生活していってその中で、まぁ、音楽いっぱい歌えたらいいなぁって思って生きてるんですけどぉ、まぁ、なんかちょっとそのブルースっていうものがね、大阪とちょっと似てるっていうかね、う〜ん、なんかまぁ色々なんか自分が育った環境に良い感じにリンクするんですよね。ブルースっていうのが。 まぁ、この『エヴリバディ・イズ・ア・スター』っていう曲を聴くと、あの〜、ちょっとね、あの、前に進める気がしたり、う〜ん、自分の精神が疲れない程度に何かをまぁ、しゃぁないかってなんか言って楽になれたりとか、うん、なんか色々そういう気持ちを与えてくれる曲だったりもするんでね、うん、じゃぁ、この曲を、まぁ、聴いてもらうと言うことで、じゃぁ、スライ&ザ・ファミリー・ストーンで『エヴリバディ・イズ・ア・スター』です。どうぞ。 ♪〜エヴリバディ・イズ・ア・スター〜 さっ、え〜、続いてね、え〜、僕、堂本剛が、え〜、影響受けた曲。 これはですね、まぁ、もう、ジミ・ヘンドリックスなんですけれども、まぁ、ジミヘンもみんなね、みんな通ってるとこですよ。ホントにベタ中のベタを僕は通ってます。 うん。で、まぁ、このジミの、あの〜『リトル・ウィング』っていう曲があってね、うん、これは名作〜っていうか、これ僕あの〜、ライブ前に必ずかけてるんですよ。大音量で。うん。 んで〜、楽屋でこの『リトル・ウィング』を聴きながらスタンバイして、で、『リトル・ウィング』をかけっぱなしにして部屋出て行くんですね。うん。なんかこう、うん、すごいパワーを貰う曲なんですよ。 まぁ、あとはこのジミのギターのね、うん、メロディのチョイスっていうかねぇ、これ半端ないなやっぱりな、指が長かったっていうのももちろんあると思うけど、やっぱこの人はね、あの〜、ジャケット見ても何でもそうやねんけどね、目がピュアやねんな〜、すごく優しいねんな〜。で、歌詞もすごいなんかこう、優しい歌詞を書く人ですよね。うん。だから、そのなんかちょっとこう〜、エフェクターかましてね、あの〜、大音量でアンプ歪ましてっていうて、で、テレキャスでがーって弾いて、あっ、テレキャスじゃないストラートでぶわ〜って弾いてる、ジミね。歯で弾いたりとか、あの〜、股の下通して弾いたりとか、うん、なんか色んなこう・・何て言うのかなぁ、純粋が故に、なんかこうあの人もそうやねんなぁ。痛みをこう放出してる感じっていうか、うん、なんかこう、どの写真見ても目が寂しそうねんすごく、ジミ・ヘンドリックスって。 そこにすごく僕はねぇ、うん、惹かれたんですよね。 で、彼が何かをこう言おうとしてたり、何かを伝えようとしてた感覚を、共に聞いてたい、感じてたいみたいなのがちょっとあるんですよね。うん。だから、まぁ、これもね、あの、土屋公平さんの影響もありますけど、うん、それで僕結構ギター探しに行きましたからねまた新たに。うん。 昔はホンマにあの、ベタなねギブソンのマイレスポール。う〜ん、マイレスポールジュニアとか、ゴールドトップとか、うん、で、マーシャルのアンプにぶっこんでみたいな弾いてましたけど。 うん。今の断然フェンダーみたいなね、う〜ん、もうテレキャス、ストラート、うん、なんかジャズマスターとかも弾きますけど、やっぱりなんかそのね、フェンダーのなんかまぁ、ツインリバーブ。うん。今もアンプなんかホンマにその〜、なんちゅうのかね、クリーンの美学っていうかね、うん、ディストーションかまして昔ガンガンやってたんですけどね、もうクリーンの美学っていうのに非常に惹かれてる〜中でね、うん、まぁ、ジミなんか、あの・・ね、色々かましてはいるけど、そのこん・・根本にあるものはやっぱクリーンの美学やんな、この人もな。 キレイな気持ちを社会に投げても、あの、世間というね、汚い社会というフィルターに自分のクリーンな思いをぶつけてもね、やっぱ撥ね返ってきてしまうねん。「うっさいボケ!」で終わってしまうねん。だからぁ、ジミは純粋な気持ちに音色をちょっと軽く汚して伝えるみたいな、なんかそういうのを、なんかあったんやろなっちゅう僕は思うんですけどね。う〜ん。やっぱりねぇ、吠え方にもいっぱいあるからね。訴え方にもいっぱいあるから、でもこの人は本当にすごく純粋な歌い方をね世間にしてたんじゃないかなぁ、社会にしてたんじゃないかなと。まぁ、このジミ・ヘンドリックスのなんか色んなエピソード聞いてもやっぱり、切ないエピソードいっぱいありますしね。うん、でも、なんか色んな事含めてね、まずこのジミ・ヘンドリックスっていう人に惹かれたっていうのがあって、で、この『リトル・ウィング』っていう曲はね〜、う〜ん、なんかこう・・、なんかパワーをくれるっていうかね、決してすごくハッピーに元気になるわけじゃないんですよ。この曲聴いても。うん。そういうことじゃなくて、なんかこう、うん、やるしかないかなっていうか、もう生きてくしかないよなって言うなんかその強いなんかね思いがいただけるんでこの曲をよく聴きますけどね。 えぇ、まぁ、皆さんもぜひちょっと。 色んなバージョンあるんですよ。あの、ショートバージョンもあれば、超ロングバージョンもあれば、テンポがすごく遅いバージョンね、ライブバージョンとかも半端なくカッコいいですけど。うん。これもぜひ皆さん聴いていただけたらなと思います。 さっ、それでは、その曲を聴いてみましょう。 え〜、ジミ・ヘンドリックスで『リトル・ウィング』 ♪〜リトル・ウィング〜 さぁ、え〜、今夜のキンキラKinKiワールドいかがだったでしょうか? えぇ、まぁね、笑いはゼロっていうことでね、えぇ、お送りしてきましたけれども。 う〜ん。まぁまぁ、あれですよ。音楽もぉ、あの〜、なんて言うのかな?その人を知る為の、なんかまぁ、物でしかないというかぁ、だから別に僕は誰好きでね誰に影響を受けたかとか、うん、そんな重大な事でもないんすよ。 うん。好きなだけやから単純に。うん。 で、ミュージシャンどうしやったらぁ、この曲聴いてはるから「あっ、こういうの好きなんや」とか。うん、まぁ、そういうのがわかるだけの話でね、うん、僕は別になんか・・・・興味のあるもん同士っていうか、うん、楽しいもん同士が集まって音楽を楽しんで、それをまた聴いて楽しい人たちに集まってもらってワイワイやるっていうそういうのでいいと思うんですよね。 うん。まぁまぁ、あの〜、とにかくね、まぁ今後も色々、まぁ自分でね曲作ったりしていくと思うんですけれどもね、皆さんのお口に合うように、まぁ、あの〜、良い感じに作ろうと思ってますけれども、ただ、まぁ、でもやっぱり自分にウソついてね音楽は作りたくないなぁと思うから、うん、まぁ、あの、気に入っていただけた方がいたらね、今後も応援していただければなと思っております! さぁ、それではですね、え〜、もうこれぐらいにしておきまして、え〜、まぁ、ハガキはですねたまに読みますんで、どうぞ送っていただけたらなと思います。 え〜、宛先はですね(宛先)の係まで、どんどん送っていただければなと思います。 さっ、それではですね、皆さん、え〜、また、え〜、お逢いしたいと思いますけれども、まぁまぁまぁ、あの〜、こんな笑いもね、あの、少ないねキンキラKinKiワールドもあるんだなということが、え〜、判明したわけですけれどもね。えぇ まぁ、また皆さん、こんな機会がありましたら、え〜、ぜひぜひお付き合い願いたいなと思います。 ということで、また皆さんお逢いいたしましょう。 お相手は堂本剛でした。 |
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